いよいよ平成も終わりとなりますね・・・
以前書いた元号に関する記事で、新元号に使われそうな文字は?と考察し、
和という文字も今まで結構使われてきたのでひょっとすると・・・と書いた結果、
令和と元号が決まったのでちょっとだけですが嬉しい気持ちになりました
その記事が以下の通り
◆2018/12/23
元号の変わり目を迎える前に・・・2
http://pipinohoshi.blog51.fc2.com/blog-entry-1083.htmlさて、そんな令和への改元を待つということは平成に別れを告げる時間でもあり、
改元を迎えるのは寂しい反面、災害の多かった平成を思い出す時間でもあったりします
個人的には2度の大震災(阪神淡路と東日本)を体験し、
改めて日本は災害の多い国で、城、城址などいつその被害を受けるかもしれないと思った次第です
(後日機会があれば記事にしたいと思いますが、
岐阜城なども調査によって耐震的に補強が必要かもしれないとのこと)
とくに最近では熊本の地震にて熊本城が大きな被害を受け、
今なお復旧、復興を目指して日々関係者の方々が奮闘されていますが、
東日本大震災で報道された、被害を受けた史跡関連の情報の中に
約7000個の石垣が本震、余震などによって崩落した、
福島県白河市の国指定史跡である「小峰城跡」がありました
とても不運というべきか2010(平成22)年に国指定史跡となった翌年に
大震災が起きて被害を受けてしまったので観光的なダメージも大きかったように思いますが、
こちらも関係者の方々の努力奮闘によって少しずつ復興が進み、
ついに4月21日に約8年もの月日を経て完全復活を遂げました
(積み直した石垣の石は約1万2000個、総事業費は約50億円に上るといわれています)
GW、それも世間では10連休ということもあり、
このタイミングで復活を遂げたということは観光的、
そして地元のシンボル的存在として精神的なものも含め大きな意味を持つと思います
そして復活を遂げた状態で新たな元号である令和を晴れて迎えることができることは、
地元の皆さんだけでなく、城好き、歴史ファンにとっても
大きな喜びといえるのではないでしょうか
そしてこのことは修復途中である熊本城へのエールにもなるかと思います
大型連休となるとどうしても海外に出かける人も多いとは思います
ですが、こういった被害を受けた観光地に足を運べる時間や金銭に余裕のある方は、
訪問し現地でお金を使うことで出来る復興支援というのもあるのですから、
ぜひ多くの方が足を運んでいただけると有難いですね
私も機会があれば絶対に行くつもりでいます
(残念ながら大型連休とは無縁の仕事をしている関係ですぐには無理なのですが・・・)
令和がどういう時代になるのかは今この瞬間に生きる我々、
そして令和に生まれる命によって決まってくるのでしょうが、
平成より良い時代になったねと多くの人が笑って答えられる時代にしたいですね
そして歴史ファン、戦国ファンにとっても良い時代を目指していきましょう!
それでは次回、令和元年の記事にてお会いいたしましょう
皆さま良い連休、平成最後、令和になる瞬間をお楽しみください
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- 2019/04/27(土) 19:31:27|
- 城跡巡りコラムほか
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